ギターのミュートは大事!
ギターを弾く時、ミュートは、大切です。
ミュートができれば、色んなギターが弾けるようになります。
はじめに、ミュートをマスターした時のメリットを2つ挙げておきます。
①余弦のミュートができれば、グルーヴ感のあるバッキングリズムギターを弾ける基礎ができる。
②余弦のミュートは、カッティングの基礎である。
それでは、 まず、ミュートとは何かを説明しましょう。
【ミュートとは何か】
一般的には、次のように言われています。
『ミュート(mute)とは、原義は「無音」「沈黙」で、
音楽用語としては、何らかの方法で音を弱める奏法を意味する。』
出典: フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」
わかりやすく言うと、
『音を消しましょう。』
と意味です。
【ミュートの方法】
ミュートの方法は、主に3つあります。
・ブリッジミュート
・カッティング
・余弦のミュート
※余弦とは、コードとして押さえない弦のこと。
今回は、「余弦のミュートの大切さ」について解説したいと思います。
これは、グルーヴ感のあるギターを弾くための大切な技術になります。
これは、以前の記事で書きましたが、
に繋がる内容です。
余弦のミュートの大切さ
小さくまとまってギターを弾いてしまう原因の1つは、次の内容でした。
コードを押さえられるけど、ほかの不要な弦を鳴らしてしまいそうで不安な為に、コードストロークが小さくなっていまう。
このようにストロークが小さくなると、リズム感が良いグルーヴを感じるギターは弾けなくなります。
そこで、「ゆっくりコードを弾きながら、ミュートをする練習をしましょう。」
と練習方法も簡単に書いてみました。
※詳しくはこちら→『バッキングリズムギターは、小さくまとまって弾かない。その2』
「ほかの不要な弦を鳴らしてしまいそうで不安」とは、
「余弦のミュートが甘い」
ということです。
このように、
「余弦を上手くミュートできない」
という不安がある時、
無意識にストロークを小さくして、ほかの弦にピックが当たらないようにしていることが多いです。
これでは、グルーヴ感のあるバッキングリズムギターは、弾けません。
逆に、余弦を上手くミュートできると、大きくダイナミックに右手をストロークできるため、ノリの良いバッキングを弾くことができます。
【 余弦をミュートする方法 】
そして、余弦をミュートする方法には、次の2つがあります。
(1)コードを抑える方の手で、余弦をミュートする方法
(2)ストロークする方の手で、余弦を弾いてしまったときに音を消す方法
これができると、カッティングもマスターできます。
余弦のミュートは、カッティングギターの基礎にもなります。
このように、余弦のミュートは、グルーブ感のあるバッキングリズムギターを弾くためや、カッティングギターを弾くための基礎にもなります。
だから、余弦のミュートをマスターしましょう。
【まとめ】
・余弦のミュートは、大切です。
・余弦のミュートができれば、
グルーヴ感のあるバッキングリズムギターを弾ける基礎ができる。
・余弦のミュートは、カッティングの基礎である。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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