前回、紹介したギターフレーズを作るコツとして、
「ルート音を押さえないコードフォームで、バッキングギーを弾く。」ということを紹介しました。
その理由は、「ベースがルート音を弾いているから、ギターでルート音を弾く必要はありません。」
ということでした。
そして、前回、説明出来なかったメリットもあります。
今回は、それを解説しておきましょう。
ギターでルート音を弾く必要がないメリット
「ルート音を押さえないコードフォームで、バッキングギターを弾く。」メリットは、これです。
フレーズが作りやすくなります。
なぜなら、コードを押さえる際の、指があまるため、他の音を押さえることができるからです。
コードブックには、ルート音を押さえるコードボイシングを中心に載せられていることが多いです。
そのコード通りに押さえると、指を動かせる範囲が限定されます。
すると、テンション音を足したり、減らしたりすることが限られてきます。
そうなると、新たなフレーズも生み出しにくくなります。
左手の4本の指で、いろんなコードボイシングを作れることが理想です。
だから、ベースに任せられるルート音は、ベースに。
そして、ギターは、新たなコードボイシングとフレーズを自由に作る。
これも、ギターフレーズを作るためのポイントです。
【まとめ】
①「ルート音を押さえないコードフォームで、バッキングギターを弾く。」メリットは、フレーズが作りやすくなります。
②ギターフレーズを作るためのポイント
・ベースに任せられるルート音は、ベースに。
・ギターは、新たなコードボイシングとフレーズを自由に作る。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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