【初心者ギター教室】グルーヴを生むバンド練習方法、バンド演奏三角形の法則。
- 2020.01.13
- リズム&グルーヴ練習
- アンサンブル, ギター, グルーヴ, スタジオ練習

バンド練習で違和感を感じたことありませんか?
ギターを弾き始め、
最初に楽しさを覚えるのは、
他の楽器とのアンサンブルではないでしょうか??
バンドでギターの音を出した時の爽快感は、忘れられません。
しかし、そうしたバンドアンサンブルで、
各楽器パートは、上手に演奏しているのに、
何か違う、違和感がある、と感じたことは、ありませんか?
それは、演奏技術的なコトではなく『意識的なコト』にヒントがあります。
各パートが楽曲内での役割を理解しているバンドは上手い。
バンドアンサンブルが巧いバンドは、
各演奏者が、あることをしっかり認識した上で演奏しています。
それは、『各パートの演奏者は、楽曲内での役割分担を、しっかり理解している』ということです。
「 演奏者は、楽曲内での役割を理解している」とは?バンド演奏三角形の法則。
例えば、バンド演奏する場合、楽曲内での役割の担い方を紹介します。
メンバーが、ドラム、ベース、ギター、キーボード、ボーカルの5人編成だったとします。
大まかに役割を分けてみましょう。
まず、この5パートは、三角形に図面に役割をはめることができます。
各楽器隊のポジションは、
①ドラム、②ベース、③ギター、④キーボード、⑤ボーカルの順番で、
三角形の底辺から頂点に積み重なるというイメージです。
つまり、三角形の頂点をボーカルにしたポジションに役割をはめることで、上手なバンドアンサンブルは成立してます。
各パートの役割は、下記のようになります。
①ドラム・・・リズム隊の母体。
②ベース・・・1)ドラムとのコンビネーションによるリズム&グルーヴの母体。
2)ボーカルに沿ったラインを弾き、曲全体の雰囲気を創る。
③ギター・・・曲の雰囲気を創る。
唄メロに次ぐ、メロディーを奏でる。
ベースとのコンビネーションによるリズム&グルーヴを創る。
④キーボード・・・曲の雰囲気を創る。
(役割的には、曲全体を覆いかぶせるように包む感じ)
唄メロに次ぐ、メロディーを奏でる。
⑤ボーカル・・・①~④の頂点で唄を奏でる。
①~⑤は、バンドや楽曲により、役割は様々ですが、大体は、このような法則で役割分担されています。
演奏する前に楽曲内の役割、ポジションの確認を。
バンドやグループで演奏をする際、『楽曲内での各楽器の役割、ポジション』を確認し合うと良いでしょう。
そうすることで、グルーヴを生むバンドアンサンブルができるようになります。
また、ライブやオーディオで演奏を聴く時に『曲の中での演奏の役割分担を必ず意識する』のも効果的です。
これは、「耳を鍛えるトレーニング」にもなるのでおすすめです。
【まとめ】
・上手いバンドは、演奏者が楽曲内での役割を理解している。
・イメージは、 ①ドラム、②ベース、③ギター、④キーボード、⑤ボーカルの順番で、三角形の底辺から頂点に積み重なるというイメージです。
・バンドやグループで演奏をする際、『楽曲内での各楽器の役割、ポジション』を確認し合いましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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