スタジオの音量は 絞りながら調整する
スタジオでの音量バランス。
前回の記事では、音量のバランスは「ボーカルの歌いやすい音量環境をつくりましょう!」ということを書きました。
今回は、音量バランスの調整方法を解説したいと思います。
最初に結論を言うと、
スタジオ練習での音量バランスは、音を絞りながら調整するようにして下さい。
ということです。
なぜだと思いますか?
では、解説していきましょう。
スタジオ内の音量は、どんな感じ?
スタジオ練習になると、大きな音を出したくなると思います。
そのため、アンプから出す音も必然的に大きくなります。
そして、スタジオ内のメンバー全員がそうなると、バンドサウンドも音も大きくなります。
結果的に、スタジオ内の音が大きくなりすぎるコトが原因で、
ボーカルの声も、あなたのサウンドも聴こえない状態になります。
これでは、良いバンドアンサンブルやグルーヴを感じながらの演奏はできません。
1つの部屋の中で鳴らすコトができる音の量は、限られている。
次に言うことは、すごく大事なのことでので、覚えててほしいです。
1つの部屋の中で鳴らすコトができる音の量は、限られています。
分りやすく言うと、部屋の大きさによって、鳴らせる音の許容量が違うということです。
大きな部屋で練習した音量そのままで、小さな部屋で練習した場合、
部屋が持っている音の容量を超えてしまうため、音が大きくなりすぎます。
例えば、ライブハウスで鳴らす音量で、6畳のスタジオで練習した場合、
明らかに大きい音量になり、ボリュームを下げなければ、
あなたの音も周りの音も聴こえず、練習ができないと思います。
このように、あなたの音が聴こえないからと言って、ボリュームを上げてはいけません。
バンド全体の音量を絞りながら調整しなければなりません。
バンド全体の音量バランスは、 ドラムのボリュームに合わせる
ここで、「バンド全体の音量バランスは、何を基準に合わせればよいのか?」
という疑問が出てくると思います。
その答えとしては、「基本的には、ドラムのボリュームに合わせます。」
なぜなら、ドラムは、生音だからです。
このように、スタジオ練習での音量バランスは、ドラムの音量を基準に、音を絞りながら調整するようにして下さい。
すると、スタジオ練習で、良いバンドアンサンブルやグルーヴを感じながらの演奏ができる環境を作ることができます。
【まとめ】
◆スタジオ練習での音量バランスは、音を絞りながら調整しましょう。
◆ボリューム調整の基準は、ドラムの音量。
◆1つの部屋の中で鳴らすコトができる音の量は、限られています。
↓
だから、音を絞りながら、バンド全体の音量を調整する必要があります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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