リズムをどのように取っていますか?
リズムの取り方の練習方法は、たくさんあります。
リズムの練習は、大切です。
けれども、リズムを どのように 取っていますか?
今回は、リズムの取り方を解説します。
リズムの取り方の確認
リズムは、「1・2・3・4」とカウントしながら取ります。
「そんなの当たり前じゃないか!」と思うかもしれません。
でも、このカウントは、表拍・裏拍を感じる為には、非常に大切な要素になります。
先ほどの「1・2・3・4」の「・」 のところで何か感じるコトはできましたか?
いわゆる、「裏拍」です。
リズムの取り方と裏拍
リズムの取り方で「1・2・3・4」の「・」の感じ方は、
おそらく、次の2つのどちらかだと思います。
A:「何も意識せずに裏拍を感じることができるので、普段通りカウントした」
B:「何も感じることなくカウントした」
A、Bのリズムの取り方を解説すると次にようになります。
A: 1 (エン) 2 (エン) 3 (エン) 4 (エン)
B: 1 2 3 4
Aは、表拍の間に裏拍の(エン)を感じています。
Bは、表拍のみを感じています。
リズムの取り方は、(エン)を感じることがおすすめ
リズムの取り方は、どちらも正解です。
しかし、今以上にリズム感のある演奏したい!と思うようであれば、
「A」のリズムの取り方、(エン)を感じることをオススメします。
もし、「裏拍を感じることができない・・・」と思っているのであれば、
おそらく、「B」のリズムの取り方をしています。
つまり、表拍の間の裏拍(エン)を感じずにカウントをしています。
だから、「A」のリズムの取り方をすれば、リズム感のある演奏を楽しめるようになります。
リズムの取り方のポイント
ただし、「A」のリズムの取り方にもポイントがあります。
それは、表拍を「強く」感じ、裏拍を「弱く」感じることです。
表拍を強く感じることができれば、
裏拍は、自然に感じることができるようになります。
リズムの取り方のポイント をやさしく解説
では、先ほどの 表拍を「強く」感じ、裏拍を「弱く」感じるということを、
わかりやすく、例にあげて考えてみましょう。
例えば、「野球ボールを地面に投げつけて、手元に戻ってくること」をイメージしてください。
これをリズムに考えると、
ボールを地面に投げつけるのは、表拍。
自然に手元に戻ってくるのは、裏拍。
野球ボールは、地面に強く投げれば、自然にかえってきます。
リズムも同じです。
表拍を強く感じれば、裏拍も自然に感じることができるようになります。
そのように感じることで、リズムに山と谷ができるようになります。
グルーヴ感のある演奏に、ウネリが出る音を出すことができるようになります。
だから、リズムは、
「1 (エン) 2 (エン) 3 (エン) 4 (エン)」
と取るようにしましょう。
【まとめ】
・リズムの取り方は、「1 (エン) 2 (エン) 3 (エン) 4 (エン)」。
・「表拍を強く感じ、裏拍を弱く感じる」ようにしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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